好きのチカラ。
芸人さんが芥川賞。
芸人として名があるから。
出版不況だから業界の話題づくり。
こんなヒソヒソ話が聞こえてくる。
そうじゃない。
それが好きのチカラ。
彼は本が好きで好きでたまらない。
活字を知覚し、意味を考える先。
本そのもの中に入り込む感覚、活字の海を泳いでいる錯覚すら起こすくらいに本が好き。
好きで好きで好きだを貫くと。
芸人として名前が売れている。
出版不況の時代。
そう周りが囁く、有利だという状況すら引き寄せて事を成す。
個別の状況が事を成すべく線になる。
同時に好きこそ物の上手なれ。
書くというレベルも一線を超えた。
好きのチカラは、もの凄い。
AWESOME!
♯894