気にしない練習。
気にしない練習。
そんなタイトルの本を。
奥さんが借りてきた。
うん、わかる。
それはかつてオレが通った道。
オレの共感性は、治らない生傷みたいなもので。
人ひとり側に居るだけで。
自分よりその相手を気にする。
さらに時代が時代。
手軽に繋がれと。
時代が謳えば謳うほどに。
気にしないが難しい。
噂が気になる。
評価が気になる。
言われたことを気にする。
態度を気にする。
そして自分不在。
何かのフリをした自分が住み着く。
あかんぞ。と。
それではあかんぞ。と。
そう思って続けている気にしない練習。
ひとり街でタバコの吸殻を拾う。
気にしいには大変な行動。
何やってんだこいつ?
ええかっこしい?
買う金ないの?
気にしいの妄想が果てしなく拡がる。
だから最初は一本拾うのが大変。
なんか悪いことしている気分。
社会に何の害もない行為なのだけど。
それでも。
4年もそうやってアウェイ脳を磨いたら。
人は他人をいちいち気にしてはいない。
そう解って。
楽になる。
AWESOME!
♯865