ミノさん。
今日、ミノさんを見た。
ミノさんと言っても。
クロくて、よく喋るミノさんではなく。
こっちのミノさん。
簑虫。
俳句の世界では、秋の季語。
ちょっと早目に枯れ木や枯葉を身に纏ったようだ。
小学生の頃。
纏った簑を引き剥がし。
細かく切った折り紙や。
細かく切ったアルミホイル。
思い思いの派手な簑を着させ。
野に放つという遊びをした。
なんとミノさんにとって迷惑な話し。
外敵に目立たないように地味にしているのに。
派手になって木に戻されていた。
目の前のミノさんはツイている。
目の前に居るのは、三十数年後のオレだから。
AWESOME!
♯839