おねしょ的。
風が、すごく強い冬の日に。
連れ帰ったフィカス。
慣れない部屋でじっと冬を過ごして。
現在。
パカパカ新芽が開きだした。
毎日小さい新芽がパカパカ開く。
それはそれは愛くるしいのだか。
ひとつの習性、それが。
朝から、世話人に余計な仕事を押し付ける。
新芽が開くとき。
パカッ!つって
被っている皮から飛び出すのだが。
その皮を床に飛び散らせ、新芽ドヤ顔。
あたい愛くるしいでしょー?的に。
あぁ、愛くるしいさ。愛くるしいとも。
飛び散らした皮の片付けくらい。
いくらでもするさ、喜んで。
たださ?
その息吹きをさ?
夜中にやんない事には出来ないかい?
ただでさえ、慌ただしい朝なのよ。
出勤までは、分刻みにやる事あるわけ。
いつも横目で見てたよね?
わかってる、わかってる!
言いたいことは、わかってる。
自分であれこれ連れ帰った結果。
朝から、餌やら水やりやら余計な仕事増やしてるって。
わかってるけどもさ?
横目で見てたでしょ?
だったらさー!
と、言ったところでネ。
馬耳東風ですよ。
フィカスに新緑の風ですよ。
という訳で。
最近はその、おねしょ的なやつの。
片付けから、朝がスタート。
ちょっと幸せ感じながら。
うちのおかんも、オレのおねしょに。
幸せ感じてたのかな。
ないな。
確かに鬼の形相だった。
AWESOME!
♯953